2007年12月02日
頻度分析の実用性
もっと知りたい。
一度簡単なものをといてみたいと思います。
平文の1文字を別の文字(や数字、記号等)に1対1で変換して暗号文を作成する単一換字式暗号には、平文と暗号文で対応する文字の出現頻度が一致するという特徴がある。通常、平文の文字の出現頻度には顕著な偏りがあり、この偏りは文章によらずほぼ一定であるため、平文の文字の出現頻度と暗号文の文字の出現頻度を照らし合わせることで、平文と暗号文の文字の対応関係を特定でき、暗号文を解読できる。
使用される文字の種類とその出現頻度は英語やドイツ語、日本語など言語によって異なるので、平文の言語が既知であることが頻度分析の前提条件である。さらに、組織や個人によっても出現頻度に違いがある場合があり、頻度分析の精度を向上させるのに利用できる。逆に暗号文に使用されている文字を分析することで平文の言語を推測できることもある。 また、暗号文は文字で構成されるとは限らず、数字や記号が使用されることもある。例として、平文の1文字に2桁の数を対応させるポリュビオスの暗号表がある。この場合には暗号文の数字2桁が平文の1文字に対応することを推定した上で、頻度分析を試みることになる。
頻度分析が有効なのは、主に古典暗号の換字式暗号であり、9世紀にアラビア人のキンディーが執筆した暗号文書の解読に関する手記にこの解読法の記述がある。15世紀頃にはルネサンスにより欧州にも広がり、ヴィジュネル暗号のような多表式換字の考案の動機となり、20世紀に到るまで、新たな暗号方式の提案と頻度分析をベースとする解読法の改良が繰り返された。20世紀初頭に開発された機械式暗号によって、単純な頻度分析は適用困難になり、暗号解読はアルゴリズムの数学的分析を伴う研究へと変質していった。現代暗号では、暗号文単独攻撃よりも厳しい既知平文や選択暗号文の条件でも安全であることを目標として設計され、ここでは、平文の言語的な特徴を手掛りとする頻度分析は克服されている。
頻度分析の考え方は暗号解読だけではなくて、古代文字の解読にも利用される。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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